幽玄の只見川第一橋梁

只見川から立ち上る川霧がかかって幻想的な景色が見られることで有名な、福島県三島町は只見川第一橋梁。実は以前も訪れたことがあり、その際は霧の景色ということでは良好な条件で望みの景色を堪能できたのですが、すっきりと晴れた景色も見てみたいということで再訪しました。

アクセス

只見川第一橋梁の写真が撮れるとして有名なビューポイントがあります。磐越道 会津坂下ICから約15km、車で20分前後で到着できる国道252号線沿いの「道の駅 尾瀬街道みしま宿」、そこから設けられている遊歩道で少し山を登ったポイントです。

道の駅外観

車で走っていると大きな案内看板がでているので見落とすことはないでしょう。

道の駅入り口

只見川第一橋梁が映えるとされる川霧が発生するのは、地面と川面の温度差が大きい早朝や夕方。ピーカンに晴れた昼間は霧の発生はおよそ望めない条件でしたが、紅葉の最終盤時期だからか、道の駅の駐車場には意外と多くの車が停まっていました。二度目ですので要領は分かっています。道の駅の駐車場の外れ、遊歩道の入り口に近い方に車を停めます。

看板

道の駅の外れには看板が立っていて、ご丁寧に案内までしてくれています。

看板詳細

ビューポイントはABCDと4箇所です。

なお、只見線はローカル線ですので、1日の運行本数は非常に少ないです。せっかくなので汽車(電化されてないから電車ではないですよ!)が通っているところの写真が撮りたいということであれば、事前に列車の時間を調べておきましょう。9時20分くらいの列車が行ってしまった直後に到着してしまったら、次の列車までは4時間近く待つことになります。一方、13時過ぎの列車に合わせて到着すれば、14時半くらい、16時前と、3時間で3本の列車を撮影するチャンスに恵まれます。

霧がかかった写真が撮りたければ前日と当日の天候を確認、列車の写真が撮りたければ時間調整、事前準備が大事です。

ビューポイントへ

この日、わたしが到着したのは14時くらい。列車2本の写真を撮るつもりでした。

道の駅からビューポイントへ

道の駅の駐車場、看板の奥に遊歩道への橋がかかっています。なお、奥に見えるトンネルの上方には鉄塔が立っています。

道の駅から鉄塔を望む

この鉄塔の足下がビューポイントの中でも一番高所にあるDポイントです。こうして見ると結構山を登るように見えますが、実際に登ってみると、道の駅の駐車場から歩いても10分弱から15分というところです。

橋を渡ると遊歩道の入り口兼ビューポイントAです。ただし、木が生い茂っている時期だとAポイントからはまったく橋梁が望めません。B・C・Dのいずれかまで登っていく必要があります。

遊歩道入り口

山道のようですが、映っている階段を少し登ればBポイントとC・Dポイントへの分岐点があります。

分かれ道

ビューポイントB

標識の少し奥がBポイントです。ベンチが設置されていて一休みができます。が、あまり座る人がいないのか、土汚れがかなり積もっています。

B地点

Bポイントに立って後ろを振り返ってみると、道路、道の駅はすぐそこです。

B地点から道の駅を

道の駅からアクセス至便、そんなBポイントからの景色はいかほどのものかといいますと。

B地点より広角で(α6300 + SEL18135 1/80秒 F4 ISO100 35mm換算焦点距離27mm)

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B地点から望遠で(α6300 + SEL18135 1/25秒 F5.6 ISO100 35mm換算焦点距離202mm)

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広角で撮るとやや木に視界を遮られますが、望遠で撮るなら問題になりません。道の駅からほんの2、3分歩くだけでこの景色に出会えます。しかし、視界が開けた方がいいということであればさらに登っていく必要があります。B地点からC地点までは短いとはいえ山道です。

B地点からC地点へ1

整備はされていますが、がっつり山道ですので、特に足下はそれなりの用意をしておいた方がいいです。

B地点からC地点へ2

ビューポイントC

B地点から急ぎ足で2分ほど、ゆっくりでも5分ほど登ればC地点にたどり着けます。

C地点

C地点は上下2箇所にベンチが設置されていて、こちらは時々座っている人もいます。では、山道を登ってきたC地点からの景色はというと。

C地点より望遠で(α6300 + SEL18135 1/100秒 F5 ISO100 35mm換算焦点距離27mm)

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C地点より望遠で(α6300 + SEL18135 1/250秒 F5.6 ISO400 35mm換算焦点距離202mm)

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高所に来たのですが、左右から迫ってくる木はむしろ増えています。さらに上のDポイントまでは、もうあとほんの少しだけなのですが、この日の14時すぎくらいではDポイントにはすでに砲列が並んでいました。よいポイントはすでに押さえられてしまっていますので、14時半の列車はCポイントから撮影することにしました。三脚を立ててカメラをセット、列車を待ちます。

列車通過1

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列車通過2

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気動車は架線がないので、上から写真に撮った時すっきりしますね。

なお、列車が只見川第一橋梁を渡る時、少なくともわたしがみた限りでは、必ず汽笛が鳴らされていました。シャッターチャンスを逃すことがありません。先方がこちらへの親切でされているのかどうかは分かりませんが。

列車が通過したので、Dポイントから人が続々と降りていきました。「次」をどうするかも検討したいので上の様子をみてみます。

ビューポイントD

C地点からは1、2分登ればD地点に到達できます。道の駅の駐車場から見えた鉄塔の足下です。

鉄塔

B地点のベンチと違って人が頻繁に座るためか、D地点のベンチはキレイです。

D地点

D地点まで登ってくると只見川第一橋梁までの視界を遮るものがなくなります。

D地点から広角で

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1時間半待って16時の列車を待っても良かったのですが、霧はでそうにもありませんし、この日は帰ることにしました。なお、参考までに5月の夕方に訪れた際、見事に霧がでてくれた時の写真が下のものです。

霧の只見川第一橋梁

次は雪の季節に(来られれば)訪れてみたいと思います。雪の只見川第一橋梁もすばらしいので、ぜひ写真を探してみてください。

ビューポイントまとめ

  • A:木が生い茂っているので橋梁は見えない
  • B:道の駅から歩いてすぐ。広角で撮ると木が邪魔になるけど望遠で撮るならOK?
  • C:やっぱり木は邪魔。ただ、Dポイントに人が多すぎならCポイントで工夫して撮るという選択もあり
  • D:Cポイントから1、2分登れば眺望最高のお勧めポイント。ただし、三脚に乗ったLレンズにフルサイズボディくっつけた人が複数いたりして、Dポイントに存在するカメラとレンズだけで数百万円にもなることがあるという真剣勝負の場。場所取りに遅れると入るところがなくなるかも。

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