妙高高原 笹ヶ峰牧場に行ってみた

新潟県上越地方、妙高高原は笹ヶ峰牧場に遊びに行ってきました。黄色や赤色に色づいた木々や山々が鮮やかでよい景観でしたが、10月下旬の笹ヶ峰牧場の楽しかったところ、残念だったところを紹介していきたいと思います。

最初に。笹ヶ峰牧場は、いわゆる観光牧場ではありません。ですから「動物たちとの触れ合い」ですとか「牛の乳絞り」などは体験できません。ただし、牧場の近くを歩かせてくれて、その自然に隣接した景観を楽しませてくれます。需要と供給に齟齬があるとお互いにとって不幸ですから、この牧場のスタンスをよくよくご理解いただいた上で訪問されるといいと思います。

まずは前日に宿泊した関温泉からの道中。

妙高高原は紅葉シーズン

関温泉の記録はこちらです。

関温泉せきぜんに宿泊

関温泉周辺も紅葉が見頃を迎えているとあって、あちらこちらに車を停めてカメラを構えている人が多くいました。

一度妙高高原IC付近まで戻ってから新潟県道39号線を辿って笹ヶ峰高原へと向かいます。道中、運が良ければ(?)野生の猿に遭遇することもあるそうですが、この日はお目にかかることはありませんでした。そこそこ車を停めて林道の風景を撮影をしたりもしていたのですが。

道はところどころ狭くなっているところもあるものの、概ねは走りやすい道で問題はありませんでした。

林道

山道を走ること40分ほど。山の上に開けた場所が現れます。

牧場外観

「笹ヶ峰牧場」には管理事務所だけ

ナビが示した「笹ヶ峰牧場」のところには管理事務所があるだけで、特に何があるということもありませんでした。地図で見る限り、一帯が笹ヶ峰牧場であるようなのですが、牛の一頭すら見当たりません。11月の撤収に向けての準備が始まっているのか、あるいはこのあたりの柵の中に牛がいない時期だったのかは不明。考えた末、少し戻って「笹ヶ峰グリーンハウス」に行ってみます。

なお、後で分かったのですが、やはりナビが示した方の「笹ヶ峰牧場」は一般人は用がなさそうです。取引先などは「笹ヶ峰牧場」に行くのでしょうが、牧場の周囲を散策したいという一般人は「笹ヶ峰グリーンハウス」のそばに牧場周遊道の入り口がありますし、レストラン・トイレなどの施設もありますので、グリーンハウスに向かうといいでしょう。

笹ヶ峰グリーンハウスには駐車場が二箇所あります。入り口に近いところと、グリーンハウスの前にあるところです。すれ違いがやや難しい細い道をグリーンハウスのすぐ前まで登っていきます。ハイシーズンならグリーンハウスの前の駐車場が埋まってしまうこともあるのかもしれませんが、10月下旬ならグリーンハウスの前にも十分にとめられる余裕がありました。車を停めて、まずはあたりを散策します。

大きな木に駆け寄る

大きな木を見つけて娘が駆け寄ります。

大きな木の下で

何が珍しかったのかよく分かりませんが、大きな木の下に入ってなにやら嬉しそうです。こちらとしても、真っ赤に色づいた木と青空の対比、小さく娘、という写真が撮れて嬉しいですが。写真を撮ってから娘を連れてレストラン「笹ヶ峰グリーンハウス」に入ってみます。わたしのお目当ては牧場で飲む牛乳。娘のお目当てはソフトクリーム。ただし、午前10時半の訪問で、券売機にはどちらも「売切」の表示。売り切れということはないでしょうから、準備ができていないということなのでしょうか。その割に、食べログなどで評判のステーキはすでに販売中のようですが。戻ってきた時に食べられることを期待しつつ、気を取り直して笹ヶ峰牧場の散策に出ます。適度にお腹が空けばお昼ご飯がおいしく食べられるでしょうから、1時間くらいは歩き回ってくる予定です。

牧場周遊道=牧道

小回りの一周で一時間くらい、大回りの一周は…ちょっと想像ができません。

素晴らしくいい天気です。ぐるりと周囲を取り囲む山々は見事に色づいていていい景色。もう10月も下旬、標高1000mを超える立地で紅葉が進んでいる時期ですが、上着を羽織っていると暑いくらいの陽気です。

そのへんに生えてるタンポポの綿毛を、娘は吹きまくっています。

立木の間の牧道をずんずん進んでいきます。特に歩きにくい道というわけではありませんが、キレイに整地されているわけでもありませんので、それなりに歩きやすい靴の方がいいでしょう。

あれが白樺かー、と感心していると、娘が「マインクラフトと同じ模様だ!」と叫んでいます。

宇棚の清水

宇棚の清水。湧いている水は飲めそうな感じもしましたが「飲めます」という表示はなかったので辞めておきました。飲めるならコップが置いてあったりするのが一般的でしょうか?

牛がたくさん、と言いたいところですが、ほとんどの柵の中には牛がいませんでした。もう撤収の準備? それとも、草を食ませる区画と休ませる区画で分けている? とにかく、一部の柵の中には牛がいるけれど、ほとんどの柵の中には牛がいませんでした。

途中の池のほとり。どこもかしこも良い景色。ブナの森の中ではそれこそ数え切れないくらいのドングリが落ちています。

その後は山超えでレストランに戻ることを検討しました、が。あまりにも道が見えないことと、坂が結構急だったので途中で引き返します。視界がまったく通らず、曲がりくねった道が最終的にどちらに向かっているのか見通しが効きません。ランニングコースになっているようでキロポストがそこらじゅうにありますので、まさか迷子になるということはないでしょうが、子連れで見当違いの方角に行ってしまうのは避けたいところです。

結局、清水池の近くまで戻り、山を避けてレストランまで戻りました。時間は12時くらい。しかし、券売機の「牛乳」と「ソフトクリーム」の表示は相変わらず「売切」のまま。まさか我々が散歩に行っている間に完売したということもないでしょうから、時期によってはそもそも出していないということなのでしょうか? 評判のステーキは相変わらずちゃんとありました、が、すっかり「牛乳」と「ソフトクリーム」の口になっていた我々は食べる気になれず…。とはいえ、客が押し寄せるという感じでもなかったので、ある程度メニューを絞るのも当然かな、という感じではありました。

なんだか消化不良のまま山を降りることになりました。

紅葉とひこうき雲

この時間から登ってくる人が多いようです。帰りはかなりの数の対向車とすれ違いました。

訪れるなら

  • 観光牧場ではないので、「動物との触れあい」とか「牛の乳絞り」とかは望めません。自然の中を散策すること自体を楽しむのを目的に。

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