ヘッドホンのイヤーパッド交換

SONYのヘッドホン、MDR-Z900というヘッドホンのイヤーパッドが傷んでしまって放置していたのを思い出しました。もうだいぶ古いヘッドホンですが、そこそこの音質で鳴ってくれる上に頑丈で、とにかく頑丈で、ということで作業中に何かを聞く時にはいいヘッドホンです。DACを用意してリスニングの環境を整えて、さあSTAX、だと音楽を聴く方に集中してしまいますし、何も足さない何も引かないのMDR-CD900STは面白いのですが聞き流しているだけでも疲れます。ながら音楽には気軽にぶん回せるヘッドホンが最適です。どこかに引っかけてしまってケーブル断線とかそういう事故がほとんど起こりません。

とはいえ、イヤーパッドが傷んでしまっていると、耳や肌や髪にカスがついたり、触れた感じが不快だったりと作業効率も落としてしまいます。

純正部品を取り寄せると、サウンドハウスなどで総額3000円を越えてしまいますが、社外品であれば

1500円くらいで購入が可能です。社外品である上に本当はMDR-Z600用ではあるのですが、MDR-Z900にも適合します。消耗品ですし気楽な普段使いのヘッドホンならこれでもいいかな、と。

なぜボロボロになる?

ボロボロというほどには傷んでいませんが、イヤーパッドの部分が裂けたり剥がれたりし始めています。

こういったウレタン部材は空気中などの水分と結合して加水分解します。経年劣化です。通常ならどうしても避けられません。いくらかでも劣化を遅らせたければ

  • 使用後は掃除をして汗や油分を取り除く
  • カメラ用の防湿庫の中など低湿度の環境で保管する

などの対策が必要です。高価なヘッドホンならやった方がいいです。自分の中で消耗品として位置づけているヘッドホンで、交換部品が流通しているなら、傷んだら交換という方が早いでしょう。

交換作業は簡単お手軽

実際の交換手順です。

青色のゴム部分が溝にはまっているだけなので、引っ張れば簡単に外れます。ただ、見ていただければ分かるとおり、劣化したウレタンがあちこちに飛び散ってしまっています。このままでもいい、と割り切りもできるのですが、振動板にゴミがついたままというのも気持ちが悪いので軽く掃除することにしましょう。まずは大きなゴミを掃除機で吸い取って、劣化して近々飛び散りそうになっているウレタンカスをアルコールで湿した布を使って除去します。ささっとやれば左右両方でも5分程度の作業です。

できたら新しいイヤーパッドを装着します。外した時の手順を逆にして、ゴム部分を溝にはめ込んでいきます。純正部品はゴム部分が薄いですが、取り寄せたものはゴム部分が幅広くて形状が違いますがキニシナイ。イヤーパッドの外形は同じですし、純正部品はゴムがキツイので、交換手順そのものは社外品の方が楽でしょう。

交換後です。若干色味が異なりますが、自分で使うなら許容範囲でしょう。

イヤーパッドを交換しただけなので音に問題はないはずですが、念のためチェック。うん、特に問題なし。

ケーブル長が3mありますので少し離れたところに音源を置いておいても問題ありません。ただ、カールコードで重さがそこそこある上に端子形状がミニピンプラグなので、機器側の端子部分にストレスをかけすぎないように注意した方が無難。

 

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